沿岸地域・群島・湖水地方
クヴァルケン群島
ボスニア湾沿岸にある地帯で、、スウェーデンのヘーガ・クステンとともに世界遺産に登録されている。 この地帯は、氷河の溶解に伴い、陸地の隆起が著しくみられ、氷河期以来285mも隆起している。
ラウマ旧市街
ウラマは、1400年頃にフランシスコ会の修道院が創設され街が形成され、交易の中継地として発展したが、1640年と1684年の大火で焼失した。
その後、18~19世紀に中世的な色彩の濃い町並みに再建され、現在に至るまで、当時の姿のままで残っている。
トゥルク
1200年代にスウェーデンの支配拠点となり、城と教会が造られフィンランドの政治・経済・宗教の中心地となった。1640年には最初の大学がつくられた。
1812年にロシアがヘルシンキに遷都するまでの600年ものあいだ、フィンランド首都で最古の街でかつては主要なハンザ同盟都市であった。
湖水地方
湖水地方は、フィンランド東部の陸地よりも湖水の面積が多い地域で、フィンランド最大の湖であるサイマー湖を始めとした多くの湖がある。
ラハティ
パイヤンネ湖の南端に位置する都市。
ハメーンリンナ
フィンランド三大古城のひとつハメ城がそびえ立つ歴史ある街。
ハメ城は北方十字軍遠征に備えるため1260年に建設された。その後、何度かの改修を経てゴシック様式の城となった。
タンペレ
フィンランド第2の都市。ネシ湖とピュハ湖に挟まれた地峡地帯に位置する。18世紀後半、スウェーデン王のグスタフ3世によって建設され、帝政ロシアの支配下では紡績業などの工業で栄えた。
ペタヤヴェシの古い教会
ユヴァスキュラの31km西の町ペタヤヴェシにある木造教会で、1763年から1765年にかけて建てられた。1821年には小さな礼拝堂に校倉造りの外壁と魚の鱗状の木片が並べられた板葺き寄棟造りの屋根を施され、現在につながる姿となった。
サヴォンリンナ
サイマー湖に面しており、三大古城のひとつオラヴィ城がある。
オラヴィ城は1475年に湖に浮かぶ小島に建築されたもので、ドラクエ1のお城のモデルにもなった。
ヨエンスー
コリ国立公園の拠点となる都市。
クーサモ
オウランカ国立公園の拠点となる都市。