北部・その他
ロフォーテン諸島
ロフォーテン諸島はノルウェー海にあるノルウェー領の諸島で、ノルウェー本土とはベストフィヨルドで隔てられており、アウストボーゲ島、ベストボーゲ島、フラックスタッド島、モスケネゼヤ島の4つの大きな島と無数の小さい
無人島から成り立っている。
4つの島は、それぞれ橋で結ばれており、島を横断して国道E10が通っていて、比較的大きな町はこの道路沿いにある。
5月の終わりから7月の中旬まで白夜になる。また、晩秋から冬、あるいは早春にかけオーロラを見ることができる。
ノールカップ
北緯71度10分21秒に位置し、ヨーロッパ最北端の岬で、北極点からは2,1023kmの位置である。
5月中旬~7月下旬が白夜となり、11月中旬~1月下旬が極夜になる。
ノールカップは大西洋の一部であるノルウェー海と北極海の一部であるバレンツ海との境界にあたる。
ノールカップはオーロラを見ることができる。
トロムソ
トロムソはトロムス島を中心とした北極圏にある都市。極夜はおよそ11月下旬から1月中旬、白夜はおよそ5月中旬から7月下旬となる。
トロムソはオーロラを見ることができる。
アルタのロック・アート
「アルタのロック・アート」はフィンマルク県のアルタにある、紀元前4200年~前500年頃と推定される、狩猟・漁撈民によって描かれた岩面刻画および岩陰彫刻群。
1985年に世界遺産に登録された。
ヴェガオヤン・ヴェガ群島
ノルドランド地方の南部、ヘルゲランド海岸中央部の沖合いにあるヴェガ島を中心6,500以上の島々からなる諸島で、1500年以上前から漁業と農業が営まれ、現在まで伝統的生活は続いている。
その伝統的生活や島々の景観が世界遺産として登録された。
レーロース鉱山都市とその周辺
レーロースはソール・トロンデラーグ県に所属する旧鉱山都市である。
1644年に銅鉱脈が発見されたことにより鉱山開発が行われ、1977年に閉山するまで330年以上の長きに渡り操業が続いていた。
鉱山労働者は極寒の地で過酷な自然環境と労働条件に耐えながら粗末な木造住宅や、自給自足用の農場をつくり、それが今日の街並みとして残されている。
1980年には世界遺産に登録され、2010年にはその対象範囲が拡大された。